
![]()

通夜とは、故人の遺体のそばで遺族や近親者が一晩を過ごし、故人を偲ぶものです。
今日では夜七時からの通夜式が一般的です。弔問客が途中で退去される場合もありますので随時気を配り、供養品などを忘れずにお渡ししたいものです。
通夜式終了後は、ローソクや線香の火を絶やさないよう遺族らが交代で故人を見守り一夜を明かします。
席次は祭壇に向かって右側に喪主・遺族・近親者・親戚、左側に世話人代表・故人と親しかった上司や先輩・友人が並びます。一般弔問客は先着順につめてもらいます。
通夜の客は、しきたりとして見送らないことになっています。
事情によって葬儀に出られず、通夜の弔問のみで終わる人もいらっしゃいます。
最近では会葬御礼をその場で済ませるケースも多いようです。
通夜の準備や台所、受付などを手伝ってもらった人に対しては、任務が一段落したら近親者と同じ「通夜ぶるまい」の席に参加してもらいましょう。
葬儀は故人を葬る儀式であり、告別式は故人にゆかりのある人々が最後の別れを告げる儀式で、本来は別々の意味を持っています。
葬儀の規模は、故人の生前の地位や意志・喪家の考え方・宗旨・その他の要素によって決定します。
※夫婦は原則として隣り合わせに並ぶ。
※故人の孫などがまだ小さい場合はその両親と並ぶ。
遺族や近親者が故人と最後の別れを行った後、棺のふたを閉じ遺族一人一人の手で釘打ちの儀式をします。
その後、喪主が先導して遺族や近親者で棺を担ぎ、霊柩車まで運びます。
この時、ご遺体の足の方を先にして運びます。
霊柩車に棺を納めたら、遺族や近親者は一般会葬者の前に整列し、遺族の代表が手短に丁重に会葬の方々に謝辞を述べます。
火葬場に着いたら、棺をお別れ室に安置し、僧侶が最後の読経を行います。
同行者は葬儀と同じ順番で焼香を行います。
火葬が済むと骨上げの儀式を行います。遺族や近親者は係員の指示に従って竹と木の箸で、2人組になって骨を拾い、または箸から箸へ受け渡しをして、骨壺に納めます。
遺骨は下半身から上半身へ1、2片ずつ拾っていきます。
最後に、係員が取り除いておいた喉仏を故人のもっとも血縁の深かった人が拾います。分骨したいときは前もって申し出ておけばよいでしょう。
遺骨を安置する祭壇または小机を用意し、遺影、供花、供え物で中陰飾りをつくります。
玄関先に『清めの塩』を準備し、帰ってきた人は、迎えの人にひしゃくで水をかけてもらって手を洗い、からだに塩をふりかけます。死の不浄を清め、家の中に持ち込まないようにする、昔からのしきたりです。
それが済んだら遺骨を祭壇または小机に位牌と並べて安置し、燈明や線香に火をつけます。